nishikawa通信
2022/12/05

“今”の生活様式にあった睡眠とは?『睡眠白書 2022』

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nishikawaでは1984年「日本睡眠科学研究所」を開設以降、多面的にデータを収集・分析し、より良い睡眠環境の開発に活かしています。その一環となる、日本人の睡眠に関する意識・満足度の調査をまとめた『nishikawa睡眠白書 2022』が完成しました。
データから見えてくる、“今”の課題。nishikawaのモノづくりの礎となる研究についての一部をご案内します。

 
「日本睡眠科学研究所」とは
「睡眠を科学する」をコンセプトに掲げnishikawaが1984年に設立した、業界初となる睡眠に特化した研究所。企業・大学・研究機関とも協力し、さまざまな研究活動を推進。その成果は、nishikawaブランドの名でお届けする製品や寝環境の開発にも活かされています。
 

睡眠の実態を知る「睡眠白書」


近年、「質の良い睡眠をしっかり取ることで、仕事や勉強のパフォーマンスアップにつなげる」 という考え方が定着しつつあります。また、国が進める「働き方改革」のなかでも休息や睡眠の重要性が取り上げられ、2017年以降には「睡眠負債」という言葉も定着するなど、社会の睡眠に対する関心は非常に高まっています。

「睡眠白書」は、2018年から毎年幅広い年代・職種の方を対象に、日本人の睡眠実態について大規模な調査・分析を行っているものです。2022年の調査では、主要項目に加え、改めて2020年から続く新型コロナウイルスの影響も意識して、調査・分析が行われました。


 

調査結果ピックアップ


気になる調査結果の一例を取りあげてご紹介します。
 

 増えた“イエナカ時間”に悩みあり

今回新たに加わった“イエナカ”調査では、新型コロナウイルスの影響により家で過ごす時間が増えたことによる悩みが、シーンごとに浮彫りになりました。

・睡眠 → 「途中で目が覚める」「疲れがとれない」など7割弱の人が悩みあり
・食事 → 「食事をする時の姿勢が悪い」「腰が痛くなる」など約3割の人が悩みあり
・余暇 → 「本やスマホなどによる目の疲れ」「姿勢が悪い」など約5割の人が悩みあり

 
 回答者の約半数が不眠症!?

大人は、昨年よりも更に睡眠時間の不足が増し、全体の50%が「不眠症の疑いあり」という結果に。また休日の起床時間が遅いなど、生活リズムの乱れが続いていることがわかりました。

テレワークが増えたことによる寝つきの悪さの増加などから、テレワーク時の運動・活動量の不足や心身ストレスの増加が悪影響を与えていることが懸念されます。


 

 子どもは就寝時間が早まる傾向に

親から見た子どもの睡眠状態の変化については、昨年に比べ、就寝時刻が24時を過ぎる子どもの割合が減り、起床時刻も遅くなったことで睡眠時間の確保にはつながっていることがわかりました。
ただし睡眠の質や、それに伴う昼間の状態などについては、今後の調査対象となっています。



今回ご紹介したのはほんの一例です。nishikawaの公式サイトでは、性別や世代だけでなく、ビジネスパーソン、子育て世代など、あらゆる調査結果が公開されています。興味がある方は、ぜひご覧ください。

 
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