睡眠の質を保つために大切なのは、快適な室温や静かな環境。でも、それだけではないそうです。
なかでも、毎日の食事で摂れる「鉄分」と「亜鉛」の2つのミネラルが関係しているといわれています。睡眠コンサルタントの方に、この2つの栄養素と睡眠の関係について伺いました。
鉄分と亜鉛の役割
鉄分は、呼吸で取り入れた酸素を全身に運ぶ重要な役目を担っています。不足すると、持久力や筋力の低下、酸素が体にいきわたらなくなることによって疲れやすくなったり、集中力が続かなくなることもあるそうです。
亜鉛は、細胞を新しくつくったりする働きのほか、体調管理に関わる役割もあります。また、ストレスや偏った食事、お酒の飲み過ぎ、加齢などで不足しやすいことが知られているミネラルです。
この鉄分と亜鉛が不足すると、眠りにどのような影響があるのでしょうか。
鉄分・亜鉛が不足すると眠りにどんな影響が?
鉄分も亜鉛も、眠りに関わるホルモンや脳内物質の生成に関係が深いとされています。
鉄分不足の影響
睡眠時に脳に運ばれる酸素量が減ってしまい、眠りが浅くなる、寝つきが悪くなる、夜中に何度も目が覚めやすくなる場合もあるようです。
亜鉛不足の影響
脳内の神経のやりとりを整えることでリラックスを促し、眠りの深さや安定性を高める働きがあるといわれている亜鉛。不足すると、不安感や覚醒しやすさが増し、寝つきが悪くなる、途中で目が覚めやすくなる、と感じる方もいるようです。
鉄分・亜鉛が不足しがちなときに見られること
以下に当てはまる場合は、食事から見直してみるとよいとされています。
鉄分不足のサイン
・顔色が悪い、ふらつく
・爪が割れやすい
・運動や階段で息切れする
・眠っても疲れが取れない
亜鉛不足のサイン
・食べ物の味が薄く感じる
・傷の治りが遅い
・髪や肌のトラブルが増えた
・気分が落ち込みやすい、眠りが浅い
鉄分・亜鉛を多く含む食材
鉄分を多く含むもの
赤身の肉やレバー、かつお、まぐろ、ひじき、ほうれん草など
亜鉛を多く含むもの
牡蠣や牛肉、卵、ナッツ類、豆類など
「鉄分」と「亜鉛」が不足しているかも?と気になる方は、これらの食材をうまく食事で摂り入れるといいかもしれません。
下記のページでは、鉄分・亜鉛と眠りとの関係や、食事での摂り方のコツについて詳しくご紹介しています。
栄養と睡眠のリズムを整えるために、ぜひご覧になっていただけたらうれしいです。