第1部に続きまして、4月15日(金) に開催しましたオンラインLIVE「第3回 眠りセミナー」の様子をお届けします。
眠る前の自分の気持ちを整えよう
寝る前に気持ちを整えちゃんと眠りと向き合えるような、そんなヒントをお届けしたいと思います。
良い眠りに向き合うカギは、自律神経のひとつである「副交感神経のスイッチ」にあり。つまり、癒しの時間をしっかりと設ける、ということなんです。がんばりすぎて気持ちが張り詰めていませんか?ご自身を労わり、副交感神経のスイッチを入れ替えて、ぐっすり眠るための準備を行いましょう。
その1 すぐにできる呼吸法
マスク着用の影響や、デスクワークやスマホを扱うときの姿勢、筋力の低下などにより、呼吸が浅くなっている方が増えています。そこで、いつでもどこでもすぐにできる呼吸法をお伝えしたいと思います。
『4・4・8 呼吸法』
呼吸をしっかり意識しコントロールすることで、心や体を整えることができます。眠れないとき、気持ちを落ち着けたいときに、ぜひやってみてくださいね。
①椅子にラクな姿勢で腰掛、ヘソの上に軽く手を置く。※手の位置は、腹部の動きを意識するため。
②息を吐き切る。
※準備として腹式呼吸で2~3回呼吸し、息を吐き切る。
③4秒かけて鼻で息を吸う
④4秒息を止める
⑤8秒かけて鼻から息を吐く ※お腹を絞るようなイメージで。
⑥3~5を4回繰り返す。
その2 ホットタオルでリラックス
『顔と目元の温め方』
ホットタオルで、顔と目元をあたためてリラックス。体のコリや目の疲労はもちろん、体を温めて血流をよくすることで、体の緊張を和らげます。なんとなく調子が悪いとき、疲れを感じたときなどにおすすめです。
①フェイスタオルを水に濡らし、軽く絞る。これを電子レンジにセットして、500wで1分~1分30秒ほど加熱する。
※フワフワで質感のよい素材のものがおススメ。
②やけどしない程度に冷ましたら、タオルの長辺を四つ折りにし、ヨコ向きに顔に乗せる。
③目のくぼみにも熱が伝わるように、目元を軽く手で押さえ、タオルの熱が冷めるまで5分程度を目安にリラックス。
※お肌の弱い方や熱さが苦手な方は、ご自身のお肌の状態やお好みに合わせて、加熱時間を調節してください。火傷にもご注意を!
セルフケア用におススメのタオル 『newmineフェイスタオル』
肌にやさしいポコポコした質感で、触れるだけで水分を吸い取ってくれるような柔らかさ。
朝スッキリと起きるためのヒント
すぐに実践できる、3つの方法をご紹介します!
その1 朝の“楽しみ“を用意する
美味しいパンやお気に入りのジャム、コーヒー好きならタイマーをセットしておいて香りで目覚めるなど。朝起きたくなる自分だけの“お楽しみ”を用意しておくとよいでしょう。
その2 耳を揉む
耳にはたくさんのツボがあり、揉むことで全身に刺激を伝えることができます。さらに頭にも近いので脳に刺激がいきやすく、脳が覚醒します。耳がだんだん温まってくる実感が得られるまで揉んでみてください。
その3 ふとんの中で「おめざめストレッチ」をする
ベッドのなかで寝た姿勢でやるストレッチです。
<おめざめストレッチ>
①全身ののび
仰向けの姿勢で両足を閉じ頭上で手を組みます。息を吸いながら伸びをして全身に力を入れ、息を吐きながら緊張を緩める動作を3回繰り返します。体にしっかり酸素を届けましょう。
②赤ちゃんのポーズ
仰向けの姿勢で両ひざを曲げ、両手で胸の方へ近づけそのまま深呼吸を5回繰り返します。
③腰周りストレッチ
仰向けの姿勢で両ひざを曲げ左右交互に揺らし、腰周りを緩める動作を3~5往復繰り返します。
④チャイルドポーズ
仰向けから横向きになり、四つん這いになります。両手を肩幅程度に開きお尻を後方に引きます。お尻はかかとにおろし、両手を遠くへ延ばした状態で深呼吸を5回繰り返します。
眠る前は気持ちをリセットする時間を設けて、朝は目覚めたくなる準備やストレッチを取り入れて、みなさま、良い朝をお迎えくださいね。
また、今秋、第4回のオンラインセミナーを実施予定。ただいま、そのセミナーに向けて準備をすすめています。どうぞ、楽しみにお待ちください!